図は叡王戦本戦トーナメント、渡辺明三冠vs佐藤天彦九段の対局から、△6六桂の王手に▲6七玉と逃げた局面。
単に△8九角の王手は▲6六玉とされて難しくしてしまいますが、ここで△5五銀!が決め手級の一着。
桂にヒモを付けたことで△8九角の詰めろとなり、▲5五同銀は△8九角が王手飛車、▲5五同飛はもちろん△同歩で、先手の飛車を消してしまえば後手陣が安泰に。
ただ、実戦は△6四歩▲同桂△4二玉▲5三銀以下後手玉が受けなしの形になり、その後△5八角から30手以上王手を掛け続けたものの、王手の連続の千日手や打ち歩詰めの筋でギリギリ先手が凌いで勝利し、渡辺明三冠が3回戦に進出。今年度26勝4敗、豊島名人戦以外は全勝という記録を継続したのでした。
さて、チャンピオンズCは◎クリソベリル、▲ゴールドドリーム、インティの決着で、馬連9.6倍を2000円的中。元々、○チュウワウィザード本命が馬券的には無難かと思っていましたが、FN傾向として地力系を重視したかったのと、せっかく船橋の日テレ盃が高指数だと算出しているのに、それを活かさないのはレゾンデートルがないと思い直して、素人臭いのを承知の上でクリソを本命にしました。インティが3着に残って3連複は外れましたが、この時計で走られては仕方ないですね。
明日のねらい目は中京9Rの◎サンキューユウガでしたが、出遅れから直線だけで追い込んで何とか2着し、3連複71.9倍を200円の的中。負けた相手が9人気のスミヨンJで高目ならまぁイイデ。
競馬予想TV!の12月の出演は、7日(阪神JF)、14日(朝日杯FS)、27日(ホープフルS)。2歳戦は好きなので、2つは当てて3冠とも圏内で年を越したいものです。