図は順位戦C級1組、増田康宏六段vs藤井聡太七段の対局から先手の増田康六段が▲7七歩と金取りを受けた局面。
普通に飛車を逃げるなら△4六飛と攻めに利かし、▲5三銀成△3八銀成▲同玉△5六角!▲同飛△4七銀▲2八玉△5六飛のようなシンコウでも後手が勝ちそうなところ。
しかし、藤井聡七段の指し手は△5六飛!!
手が滑ったか、ネット将棋ならクリックミスが疑われるような一着に見えますが(笑)、ここでまっすーが投了。タダだからと▲5六同飛は△3九角が打てるので▲1八玉△3八金で必至(受けなし)、▲5八歩も飛車を取られて一手一手なので仕方ないと。
これで藤井クンはデビュー以来、順位戦で負けなしの16連勝となりましたが、将棋界の若手は藤井クン自身がそうであったように段位以上に強いので、競馬の下級条件や相撲の幕下あたりで連勝するのとは訳が違うワナ。
それはともかく、マイルCSは×ステルヴィオ、○ペルシアンナイト、◎アルアインの決着で、3連複54.8倍を200円の的中。
直線入口でアルアインが▲アエロリットを早目に潰してしまったので、「何か来い」と叫ぶ余裕すらあったのですが、内から1枠2頭にアッサリ風味で交わされ、外からカツジ&ミッキーグローリー弟兄に迫られる始末。
ステルヴィオが最内枠から流れに乗れるとは思いませんでしたが、それでもクラシック路線を歩んだ馬の123は納得ですし、△モズアスコットは完成度の高いFrankel産駒が故に、ここ2回の千四→マイルほどパフォーマンスを上げられないのではないかと疑念を示しておいて良かったなと。
明日のねらい目は◎レッドイリーゼが3着で悶絶。逃げ切った3番人気▲リリックドラマは配当的に相手本線でもあり、12番人気のコンダクトレスに2着に粘り込まれてつらみ。
次回の競馬予想TV!は連闘で24日のジャパンC予想に出演します。有力馬の回避は残念ですが・・・ねらい目で頑張ります(おい)。