載せる画像がないので、群馬県の富岡製糸場(!)で行われた叡王戦七番勝負第4局、高見泰地六段(当時)と金井恒太六段の対局から、図は後手の金井六段が△3一玉と寄った局面。ここまでは普通の相矢倉戦だが、先手の高見六段が次に指した手は▲6七金左!右ではなく、7筋にいた金を上がったこの形は、かつて土居名誉名人が愛用したことから土居矢倉と呼ばれ、現代のコンピュータ将棋の進歩により再び日の目を見ることになった構えだとか。以下、玉を7八、右銀を4七に位置させ、角を5七~4八~2六へと転換して指し易くなったが、後手の反撃を受け損なって劣勢に。そのまま最終盤を迎え、先手が勝負手として137手▲5一角と金の両取りを掛けたところで、秒読みに追われた後手の金井六段がミスを連発、最後も見落としから受けなしの状態になり投了。高見六段が4連勝で叡王の初タイトルをゲットし、七段の昇段を決めたのだった。持ち時間の使い方は大切ですねぇ。人生でも。
それはともかく、ダービーは×ワグネリアン、×エポカドーロ、コズミックフォースの決着でまるで明後日。◎ダノンプレミアムは好位内で何とか折り合えたものの、直線で閉所を割って出る脚モナークそのまま。穴で期待した17番人気の○アドマイヤアルバはケツからイーアシ使って9着。五分のスタートでそれはないわ・・・。明日のねらい目は東京6Rで、◎アルーシャが出負けも掛かり良く進出し、4角先頭から楽勝。2着に○アンリミット、3着に×レッドシャーロットの人気者が入り、馬連8倍を1600円、3連複16.2倍を600円の的中でした。アルーシャが大外枠でなければもう少し・・・ねぇ。
次回は6月2日の安田記念週の予定でしたが、一時的なPCトラブルにより大事を取って、絶好調の井内さんに代わって頂き、6月9日エプソムC&マーメイドSの週の出演となります。難し過ぎるわ・・・。